前職では芸能関係の裏方業務や、イベント企画会社でのアート展・舞台受付などを経験。
人との関わりを通じて培った「気配り力」を活かし、現在はシールド工事に従事。
現場では積極的にコミュニケーションを取り、作業員から厚い信頼を得ている。
1. 性別も年齢も経験も関係ない。現場には“仲間”として迎えてくれる人がいる。
建設業界に未経験で飛び込んだ当初は、不安もありました。
「男性社会」「職人さんが怖い」といったイメージを持っていたからです。
最初の朝礼で大きな声を出すときは緊張しましたが、
「ちゃんと聞いてるよ」と声をかけてくれる作業員さんが多く、
その言葉に励まされ、前を向くことができました。
実際に働いてみると、想像していたよりもずっと温かい現場でした。
最近では女性の技術者も増えており、女性ならではの視点を求められることも多いです。
年齢や性別に関係なく意見を尊重してくれる環境があり、
未経験からでも一人の仲間として受け入れてもらえる――それがオープンアップコンストラクションの魅力だと思います。
2. 信頼を築くことで、学びもチャンスも広がっていく。
仕事をする上で大切にしているのは、「レスポンスの早さ」。
連絡や確認を怠ると信頼を損ねてしまいますが、
反対に素早く対応すれば、仕事を任せてもらえるようになります。
もう一つ心がけているのは、「人に聞くことを恐れない」ということ。
分からないことがあったらそのままにせず、作業員さんや先輩に聞く。
そうすることで、自分の成長スピードが格段に上がります。
努力している姿勢を見せることで、周囲が自然と助けてくれるようになる。
信頼を得て現場になじんでいくうちに、知識も自信も後からしっかりとついてきました。
3. 多様な仲間との出会いが、自分の世界を広げてくれる。
オープンアップコンストラクションに入って良かったと感じるのは、何よりも「人との出会いが増えたこと」。
出身地も経歴も異なる多様な人たちと関わる中で、
自分が知らなかった世界や考え方に触れることができています。
特に、年齢層の違う方と話す時間はとても刺激的。
人生経験の豊富な方から学ぶことも多く、自分の視野がどんどん広がっています。
現場の作業員さんは世話好きな人が多く、
困っているときは自然に手を差し伸べてくれます。
元気よくあいさつを交わすことが、良い関係の第一歩。
その積み重ねが、現場を前向きで温かな場所にしてくれるのだと思います。
4. 仲間とのつながりがあるから、前に進み続けられる。
人と関わることを通じて、自分自身の成長を感じています。
信頼され、支え合いながら仕事を進める中で、
一人では得られなかった学びや喜びがたくさんあります。
「仲間とつながること」――それは、現場を支える上で欠かせない力。
これからも、人とのつながりを大切にしながら、
自分にできることを一つひとつ増やしていきたいと思います。